美容や健康に高い効果があるとされる豆乳。
豆乳とはそもそも何から出来ているのでしょうか。
豆乳とは、豆腐を作る過程で大豆からでる大豆等乳液と
呼ばれる白い液のことです。
大豆には、タンパク質やイソフラボンといった健康によいと
される成分が多く含まれており、これらは水溶性のため
その多くの成分が豆乳の中に残っています。
また、豆乳は大豆から出来た植物性のタンパク質であり、
一般家庭でよく飲まれている動物性タンパク質の牛乳に比べてカロリー、
脂質に加え糖質が低いのが特徴。
さらには、赤血球を作るために必要な栄養素である鉄に加え、
銅も豊富に含まれているため、鉄・銅の吸収を助けるビタミンCと
一緒に摂取をすることで女性に多く見られる貧血の予防にもなる優れものなのです。
さて、一口に「豆乳」といっても無調整豆乳、調製豆乳、
豆乳飲料と3種類に分類することが出来ます。
まずは3種類の中でももっとも大豆たんぱく質を多く含む無調整豆乳。
無調整豆乳とはその名の通り、主な原材料の大豆に水を加えただけの豆乳で、
3.8%以上もの大豆たんぱく質を含み、大豆独特に苦味があるのが特徴です。
素材そのものの味を楽しみたい方におすすめの豆乳。
一方、調製豆乳は植物油性や砂糖・塩を加えたほんのりと甘みのある豆乳で、
含まれる大豆たんぱく質は3.0%となっており、大豆独特な風味が苦手な方や
子どもでも飲みやすいように味となっています。
豆乳飲料とは、豆乳に野菜やフルーツ、コーヒーといった物を加えて
作られた飲料で種類が豊富な分、自分好みの味を見つけやすいといった特徴
がありますが、飲みやすくする為に他の豆乳に比べて砂糖を多く含む為、
飲みすぎには注意が必要です。
また、含まれる大豆たんぱく質は0.9%〜1.8%と
何と組み合わされるかによって変わってきます。
まずは、大豆独特の苦味がある無調整豆乳は、
温めると素材の香りがより際立ちます。
強めの香りを持つアールグレイとの相性が抜群。
豆乳独特の豆っぽい臭みが緩和されます。
冷えた無調整豆乳を飲みたい場合にはどちらも1:1の割合で、
無調整豆乳を野菜ジュースで割る方法とフルーツジュースで割る方法が美味しいです。
豆乳飲料に比べて自分で何で割るかを決められる分、
摂取できる大豆たんぱく質も多くなります。
次に調製豆乳ですが、飲みやすく工夫がされている為、
コーヒーやココアに足すなど
牛乳の代わりとして飲む方も多いのではないでしょうか?
その他にも、調製豆乳に天然栄養分豊富な蜂蜜を少し垂らして
甘みを足したものや、美肌効果・アンチエイジング効果のあるきな粉を
加えて飲むこともお勧めです。
また、腸内環境を整えてくれる甘酒に、調製豆乳を加えて飲むと
本来の甘酒よりもマイルドな味わいを楽しむことが出来ます。
日常生活にすぐにでも取り入れられそうな豆乳ですが、
いきなり豆乳に挑戦するのには、少し抵抗があるという方には、
まず初めの取り掛かりとして自分好みの味が見つけやすい豆乳飲料から
始めることをおすすめします!
豆乳を日常生活に取り入れて手軽に美しく、健康な毎日を過ごしてみませんか?
コメント